仕事が「丁寧で遅い人」が「雑で速い人」に勝てる理由と5つの戦略

丁寧に絵を描く人

ぼくは、今でこそ

1日数時間の作業で家族3人を養っていますが、

10代のころから要領が悪く、

 

「仕事が丁寧だねー」と言われはするものの、

 

結局のところ、周囲から見れば

「仕事が遅い人」という評価であることに

変わりはありませんでした。

 

でも、

仕事が速いとか、要領が良いと言われてる人って、

よく見るとけっこう雑だったりしません?

 

そんな雑にやっていいなら、
ぼくだってもっと速くできるんだけどな…

 

なーんて心の中で思いつつも、

うまいこと手を抜くこともできず。

 

このまま、

「雑なのに速い人」ばかりが評価されて、

「丁寧なのに遅い自分」

 

遅いだの、できないだのと
バカにされ続けるのか…

 

そんなふうに絶望したこともありました。

 

しかし、

結論から言うと

 

「丁寧だけど遅い人」は

やり方次第で「雑だけど速い人」に勝つこともできます。

 

というわけで、

今回は仕事が遅いけど丁寧な人が、

雑だけど速い人に勝てる理由と、

 

そのために必要な5つの戦略をお話したいと思います。

 

仕事の遅い人はなぜ丁寧にやってしまうのか?

ダンボール箱を丁寧に開ける人

ぼくもかつてはそうでしたが、

仕事が遅いけど丁寧な人は、

たとえ遅くなっても丁寧にやりとげようとします。

 

その理由は

「丁寧」そのものに大きな価値があり、

仕事においても「丁寧さ」は速さより優先すべきと考えているからです。

 

つまり、

丁寧はすばらしい!

なんでも丁寧にやるに越したことはない!

と強く思っているということですね。

 

では反対に、

仕事が速いけど雑な人はどうかというと、

 

丁寧な方がいい、ということは分かっているけれど、

「丁寧」よりも「速さ」を優先すべきである、と考えています。

 

中には
「なんで丁寧にやらなきゃいけないの?」と、

「丁寧」にやること自体に、まったく意味を感じていない人もいます。

 

しかし、ここで大事なのは、

何のために丁寧にやっているか?

ということです。

 

その理由は人によって、

 

あなたの作った商品を買ってくれるお客さんのためだったり、

一緒に仕事をしている同僚のためだったりするかもしれません。

単純に、自分が丁寧にやりたいからやっている、という人もいると思います。

 

どんな理由であれ、

丁寧に取り組むということはとても良いことだと思います。

 

それでも以前のぼくはこう思っていました。

 

丁寧だとしても、遅くて注意されたり、怒られてばかりじゃ、

やっぱり丁寧にやっても意味がないんだろうか…

 

これを読んでいるあなたも、

仕事が丁寧でも、それが原因で遅くなってしまうことに、

後ろめたさのようなものを感じているかもしれません。

 

しかし、

丁寧は良いことであり、

価値のあることです。

 

丁寧さは、今後もしっかりとあなたの武器になります。

その理由を、次でお伝えしたいと思います。

 

「丁寧だけど遅い人」が「雑だけと速い人」に勝てる2つの理由

丁寧に説明する人

仕事で人から「丁寧だ」と言われたことがあるとしたら、

それだけでも、

「雑だけど速い人」に勝てるポテンシャルは十分といえるでしょう。

 

ここでは、その理由をお伝えしていきます。

 

理由①「丁寧」には需要があるが「雑」には需要がない

これは文字通り、

丁寧は喜ばれるけど、

雑は喜ばれない、

ということです。

 

もし、仕事で上司や同僚から

「丁寧だね~」と言われたら。

 

それは第三者があなたの仕事を「丁寧」だと感じたということであり、

あなたは他の人から「丁寧」だと思われている、ということです。

 

つまり、

「丁寧」という価値を作りだすことができている、ということなんです。

 

誰しも「自分は重要な存在である」と感じたいところがあるので、
丁寧な対応を受けて嫌がる人はほとんどいません。

 

たとえば、

マッサージ、タクシーやバスの運転、電話対応

他にもたくさんありますが、これらも雑よりは丁寧な方が良いということは、

いうまでもありません。

 

つまり、

丁寧ということそのものに価値があり、

丁寧には需要がある、ということです。

 

丁寧さを求める人がいる、丁寧な人は必要とされている

ということです。

 

反対に、雑はどうでしょう?

 

たとえば先ほどもあげたような、

タクシーやバスの運転、

マッサージ、接客。

料理の盛り付け。

 

こういったことを雑にされて、

喜ぶ人はほとんどいないでしょう。

 

つまり、雑には需要がないんです。

 

速いか遅いかを別とすれば、

雑より丁寧な方がはるかに良いことは

やはり、いうまでもありません。

 

丁寧さを求めている人が一定数以上いるけれど、

雑を求めている人はほとんどいない。

 

単純に、丁寧な方が人に喜ばれる

これが理由①です。

 

理由② 雑を丁寧にするのは難しい

やや雑な字

丁寧な人が、あえて雑にやることは不可能ではありません。

しかし、

もともと雑な人が丁寧にやろうとすると、これは結構むずかしいです。

 

なぜかというと、

丁寧を雑にするには、単に手を抜くだけですが、

雑を丁寧にするには、今よりもさらに労力をさく必要があるからです。

 

たとえば、ネコの絵を描くとします。

 

仮に、

丁寧に描かれたネコ=可愛く上手に描かれたネコ

であるとします。

 

絵が上手な人が描くと、
さらりと描いても可愛く上手なネコが描けますが、

 

絵がヘタな人が描くと、描かれたものが
ネコなのかどうかもわからないかもしれません。

 

そしてこの場合、ヘタなネコよりも、

可愛く上手に描かれたネコの方が、

丁寧に描かれた印象を持たれやすいでしょう。

 

そこで、

ヘタな人も時間をかけて丁寧に描くことにします。

 

しかし、ヘタな人が急に丁寧に描こうとしても、

上手に可愛く描けるとは限らないんです。

 

ほとんどの場合、

ヘタなネコをゆっくりと描いただけ、になってしまいます。

 

 

なぜかというと、

普段から雑に描いている人は、

丁寧に描かれた絵や、上手に描かれた絵とはどんなものか?

を知らないからです。

 

 

たとえば仕事ですと、

「〇時〇分までにこの仕事が終わったから、あいつより速い」

というように、

 

速さであれば、時間など数字で明確に判断できます。

 

しかし、丁寧さには、数字のようなわかりやすい判断基準がありません。

 

ですので、日ごろから丁寧に取り組んでいたり、

これまで人から「丁寧だ」と言われたり、

そういうことがなければ、

 

何が丁寧なのか?
どのくらいからが丁寧なのか?

判断基準がないのでわかりません。

 

つまり、人から

速いと思われる基準→わかる

丁寧だと思われる基準→わからない

 

ということです。そのため、

それまで雑だった人が、急に仕事を丁寧にしようとしても、

かなり難しいことである、といえます。

 

そのいっぽうで、もともと丁寧な人は、

丁寧さとは何かということを分かっているので、

 

丁寧だけど遅い…のであれば、

丁寧さを維持したまま、少しずつ速くすればよいということです。

 

丁寧で遅い人は

→丁寧なまま速くできるようになる
→丁寧で速い人になれる可能性がある。

 

いっぽう、雑で速い人は

→雑を丁寧にするのはかなり難しい
→速いけど雑な人のままで終わる可能性がある。

 

つまり、

丁寧で遅い人の方が、

伸びしろがある!

 

これが2つめの理由です。

 

ではどうすれば、

丁寧なまま仕事を速くできるようになるのか。

その方法はのちほどお話しますが、その前に

 

例外として、

「丁寧である必要がほとんどないパターン」も重要ですので

見ておいてください↓

 

【例外】多少雑でも速い方がいい場面もある

揚げたてのフライドポテト

たとえば、

マクドナルドのドライブスルーに入って、ポテトを注文しました。

すると店員さんが、

「ただいま、ポテトを1本ずつ、心をこめて丁寧にお揚げしております。お時間90分ほど頂いてもよろしいでしょうか」

といいました。

 

するとほとんどの人はこう思うでしょう。

 

「いや待って、まとめて揚げてもらっていいから、早めにお願い…」

 

このケースでほとんどのお客さんは、

揚げたてを食べられるのは嬉しいけど、
90分待つくらいなら、いっぺんに揚げて10分で出して欲しい…

と考えるのではないでしょうか。

 

ちょっと極端な例を出してしまいましたが、

 

つまり、なんでも時間をかけて丁寧に行えばよいというわけではなく、

相手の要求(ニーズ)に応じて、

丁寧さと速さのバランスを考える

必要があるということです。

 

とくに、仕事で関わる上司や同僚、お客さん。

その人たちが、自分に求めているものは何なのか?

 

それによって、丁寧さと速さのバランスをどこに持ってくるかが決めればよい、ということです。

 

このポテトのケースでは、

多少雑でも速ければOK

つまり、「速さ」には需要があるということです。

 

それでは次はいよいよ、

仕事が遅いけど丁寧な人が、雑だけど速い人に勝つにはどうすればよいのか?

についてお話していきます。

 

仕事が「遅いけど丁寧な人」が「雑だけど速い人」に勝つ5つの戦略

勇敢に見上げるネコ

そんな方法あるの?

と思われるかもしれませんが、

あります。

 

簡単にいうと

丁寧さをそのままに、速さをアップしていく

ということです。

 

それにより、

丁寧さ×速さ

この合計で「雑だけど速い人」の仕事のクオリティを上回ればよいということです。

 

では、どうやってやるのか?

それを順番にお話ししていきます。

 

自分の仕事の中で、丁寧にやる必要のないことを探す

丁寧にやる必要のない仕事を探す人

丁寧な仕事には、やはりある程度の時間がかかります。

ですが、いきなり仕事にかかる時間を減らすことはできません。

 

そこでまずは

自分の作業工程の中で、

これは丁寧にやってもあまり意味がないな…

というものを探して、そこに時間をかけないようにしていきます。

 

丁寧にやっても意味がないこととは、

  • 人に喜ばれないこと
  • 時間をかけても、ほとんど結果が変わらないこと

 

といった、

がんばっても誰も喜ばないようなコスパの悪いことです。

 

仕事が「遅いけど丁寧」と言われるひとは、目の前の仕事をすべて丁寧にやろうとしてしまいがちですので、

「何を丁寧にやらないか」を意識するだけでも、

かなり、仕事は速くなるはずです。

 

時間だけでなく、気持ちの面でも余裕ができますので、

自分が本来持っている能力を発揮しやすくなり、

結果さらに仕事の効率は上がるでしょう。

 

上司や同僚がどんな理念をもって仕事をしているかを知る

理念を語る上司

 

これは、

仕事において、

自分に求められているものが何かを知る

ということであり、職場の環境になじむためにも重要です。

 

まず、

ふだん一緒に仕事をしている人が、どんな理念をもっているのか考えてみます。

理念とはつまり、周囲の人は何を大切にしているのかということです。

 

仕事で充実感を得たり、認められることなのか、

それとも、アフターファイブの自分の生活、つまりプライベートなのか。

 

なぜそんなことを考えるかというと、

 

職場の雰囲気をつかむためです。

どんな職場にも雰囲気というものがあると思います。

その雰囲気は、職場にいる人たちの考え方や方向性の平均値で作られています。

 

たとえば、

やる気十分なスタッフばかりの職場は盛り上がり、

スタッフ同士仲が悪い職場はギスギスした雰囲気になります。

 

そして、

みんなが、午前中からアフターファイブのことばかり考えて、

サボって手を抜くことばかり考えているような職場であれば、

 

自分だけ時間をかけてやたら丁寧にやると

「丁寧だね(そんな丁寧にやる必要ないのに)

と言われるかもしれません。

 

反対に、みんながアフターファイブより、仕事の充実感を優先しているような、

いわゆる意識高い系の職場で丁寧な仕事をすると

「丁寧だね(自分も見習わねば)

と言われるかもしれません。

 

上記2つのパターンは、よく見ると

どちらも同じこと(丁寧だね)を言われているけれど、意味が全く違います。

 

どちらが良い悪いは別として、

ここで言うような職場の雰囲気をつかめていないと、

自分が言われていることの意味を誤解してしまうこともあります。

 

職場の雰囲気から自分に求められているものを考えて、

まずはその基準を満たすように、

丁寧さと速さのバランスを整えます。

 

そこから、仕事をより丁寧に、より速くする方法を考え実践していくことで、

周囲が自分を見る目も変わりますし、

あれこれと指摘を受けることも減るはずです。

 

お客さんが何を望んでいるかを考える

お客さんと店員

上司や同僚よりも、

お客さんと接する時間の方が長いという人は、

お客さんが何を望んでいるか、も考えてみると良いです。

 

たとえば接客業であれば、

お客さんが何を望んでいるかを考え、望んでいないことをやめます。

喜ばれないことに労力をさいてはもったいない、ということです。

 

たとえば、これはぼくの体験談ですが

 

以前、ユニクロでズボンの裾上げをしてもらおうと、
試着室で店員さんを呼びました。

 

すると、まくり上げた裾をみた店員さんが

「これだと(裾が)長いですね~」

と言いました。

 

店員さんは良かれと思っていってくれたのでしょうけども、

 

ぼくにとっては、いつもと同じ丁度良い長さでしたし、

1、2センチ長い、短いくらいは、どっちでもよいことでした。

 

そもそも、店員さんに話しかけられたり、

そういうやり取りをあまりしたくない(苦手なもんで…)からこそ

ユニクロで買うわけです。

 

もっと言うと、

(脚が短いのに無理すんなって事かい…ガックシ)

とも思いましたし…笑

 

そんなんですから、

 

ぼくもあまりいい気持ちではありませんし、

ぼくの微妙な反応(キョドってました)で、

店員さんもあまりいい気分ではなかったと思います。

 

結局、

声かけした店員さんの労力と、

ぼくがユニクロにきた労力。

 

どちらも無駄になり、

ぼくも店員さんも、そろって損をする結果になってしまいました。

 

店員さんは、

あえて声をかけるという労力を割いてくれたわけですが、

 

先ほどお話したマクドナルドの例と同様に、

お客さんが望んでいないことに労力を割いても、

ほとんどのケースでは、よい結果につながりません。

 

こういった労力と時間を、もっと他のことに割り振ることで、

時間と労力のムダが減り、仕事は楽にそして速くなるはずです。

 

ですので、仕事が遅くて悩んでいる人は、

まずはお客さんがシンプルに望んでいることを知り、

そうでないことに時間や労力を割くのをやめることが重要です。

 

 

仕事の段取りを改善できないか考える

段取りを共有するメンバー

仕事を速くするために、単純に速く動くことも一つの手段ではあります。

しかし、

あちこち走ったり急いでばかりだと、

ムダに体力を消耗しますし、落ち着いて考えられないためミスも増えます。

 

そうして、走ったり急いている割には

ほとんど仕事の速さが変わらなかったり、

結果的により遅くなってしまったりします。

 

よって、

走ったり、速く動くよりも、

まずは自分の仕事の段取りを改善することの方が重要です。

作業がスムーズに進むように、

あらかじめ複数のパターンを考えて準備をしておきます。

 

このように、段取りを良くする過程で、予測や対処を考える力も身に付きますので、

長期的にも仕事を速くする効果が見込めます。

 

段取りは、ある程度時間をとって、

しっかりと練ることをおススメします。

 

段取りは重要ですので、また別の機会に改めて、

くわしくお伝えしたいと思います。

 

負担を減らして浮いた労力を再分配する

貯金を再分配する人

ちょっとオマケ的な話ですが、

上記の戦略で丁寧に取り組むのをやめた分の労力を、

今度は上司や同僚、お客さんが望むこと、喜ばれることに再分配しましょうということです。

 

重要でない事は思い切って手を抜いて、

その分、重要なことをより丁寧に集中して取り組もう、

ということです。

 

自分が持っている丁寧さという資源を、十分に活かせるようによく考えて分配しましょう、ということです

 

 

この記事のまとめ

仕事が遅いけど丁寧な人は、

誰に言われるでもなく丁寧に取り組みます。

 

ぼく自身もそうでしたが、

気づいたら丁寧にやっているんです。

 

しかし、人生にも時間にも限りがあり、すべてに対して丁寧に取り組むことはできません。

 

そこで、何を丁寧に、大切にするのか選ばなければなりません。

 

最初は、今まで丁寧にやっていたことのクオリティを落とすことに、

罪悪感を感じたり、気がひけるかもしれません。

 

しかし、

それができると人生がすごく楽になります。

手を抜いたのに、喜ばれたりもするし、

大切なことを、より大切にできます。

 

とにかく、

仕事のクオリティを上げるよりも、

 

まずは、

クオリティはできるだけそのままに、もっと楽にやる方法はないか?

を考えてみてください。

 

手を抜くこと、楽になることで、

本当に力を注ぐべき部分が見えてくると思います。

 

自分自身に対し、

「これ、本当にここまで丁寧にやらなきゃダメかな?」

という疑問を投げかけることから初めてみてください。

 

そして、多少仕事のクオリティが下がったとしても、

やってみる価値はあります。

 

イマイチな結果になってしまったら、

また丁寧にやるように、やり方をもとに戻せばよいだけです。

 

こういった方法論は、検証してみることが大切ですので、

いろいろと試してみていただければと思います。

 

それでは、

この記事が、あなたの丁寧さを今よりもっと活かすための

お役に立てれば幸いです(*^^*)

 

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ABOUT US
しのっち

こんにちは、しのっちです。

看護師を辞めて4か月で前職の収入を超え

現在は1日4時間の作業で家族を養いながら 次のビジネスを模索中の2児のオヤジです。

今でこそ、そこそこ涼しい顔して生きていますが、

HSP気質な上に、
もともと超・要領が悪いため、
かなりの遠回りを経てここまできました…

これまでの経歴としては

・人間関係になじめず高校退学
・要領悪すぎて職を転々
・高速道路で事故る
・ビビッて決断ができず、株で貯金が消し飛ぶ

まだまだありますが、

とにかく周りを気にし過ぎ、何をやってもダメ過ぎて、

ダメにダメを塗り重ねたような人生でした…笑


そんなぼくが、
いったいどのようにして、 今の今まで生き延びたのか?
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